| 清浄度分析(コンタミ検査)の概要と実施品 |
JOMESA自動異物測定機:
清浄度検査,
測定手順,
金属・非金属識別,
レポート例,
オイル清浄度
JOMESA HFD: 清浄度検査の概要 |
自動車、バッテリー、航空、医療業界における先端技術製品は高い清浄度が求められます。 VDA19 や ISO16232 などの工業規格が清浄度検査(異物検査)に適用されています。 |
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ベアリングの噛み込み |
バルブの干渉 |
ノズルの詰まり |
電気回路の短絡(ショート) |
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JOMESAは技術的清浄度検査に関わる製品の専門メーカーです。
・測定機
・メンブレンフィルター
・パーティクルトラップ
・パーティクルスタンプ
検査プロセス1:異物の回収
検査対象のコンポーネントやそのパーツから粒子(異物)を洗い落とします。 |
洗液をメンブレンフィルターでろ過します 。 |
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メンブレンフィルターをろ過器具から取り出します。 (一般的にはその後、オーブンで乾燥させます)
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メンブレンフィルター上の粒子を測定することで清浄度を評価します。 |
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JOMESAメッシュフィルター:レーザーで裁断しています。クリーンルーム内で製造し、製品のブランク値を管理しております。 |
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検査プロセス1:異物の回収
バッテリーの製造環境は厳密な清浄度管理が要求されます。 |
製造ラインの傍に設置したパーティクルトラップで落下塵を捕集します。 |
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JOMESAパーティクルトラップ:クリーンルーム内で製造し、製品のブランク値を管理しております。 |
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検査プロセス1:異物の回収
パーティクルスタンプ |
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JOMESAパーティクルスタンプ:クリーンルーム内で製造し、製品のブランク値を管理しております。 |
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検査プロセス2:光学顕微鏡測定
光学顕微鏡を用いた測定機で、フィルター・パーティクルトラップ・パーティクルスタンプ上の粒子サイズ、数量、種類(金属、非金属、繊維)を調べることが出来ます。
JOMESAの自動異物測定機は2001年の初納品以降、世界中のラボで数千台が使用されております。
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JOMESA HFD (High Focal Depth):自動異物測定機 |
JOMESAショールームの展示品:
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エンジンブロックにおける重要箇所:ピストン部位、油圧部位 ピストン部位における擦痕は燃料効率を低下させ、油や有機化合物の排出量を増加させます。
排ガスの汚染度と滑らかな(擦痕の無い)表面は相関する |
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バッテリーセルのハウジングやコンポーネント
コンポーネント(セル、コネクターなど)における異物 製造工程における異物(パーティクルトラップで捕集) |
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マグネット棒
バッテリー原料中の異物(マグネット棒で捕集) |
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近年の自動車はリサイクルに関する規制により、鉛フリーのベアリング(クランクシャフトとモーターブロックの間)を使用する必要があります。
異物への耐性が低い鉛フリー製品がリサイクル法により要求される |
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カムシャフト、ギア、チェーンなど、オイル湿潤部位や油圧部位におけるあらゆるパーツは高い清浄度が求められます。特に、大きな力の伝達箇所や高速回転箇所に使用される部品において、異物の残存は許されません。これらは(最悪の場合)システムの故障を招きます。また、騒音や寿命、スムーズな走行にも影響を及ぼします。
システムの寿命は清浄度と相関する 大きな異物(キラーパーティクル)はシステムの故障を招く恐れがある |
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バネやネジなどの小さな部品であってもシステム全体の汚染に寄与します。 |
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高圧力が加わるディーゼルレール、インジェクションバルブは異物に対して極めてデリケートです。 |
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ターボチャージャー:
騒音と表面の滑らかさ(摩擦抵抗)は相関する |
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ABS/ESP: 寸法公差が僅かで高圧力が加わる圧力制御ブロックは、異物に対する厳しい仕様が設けられています。 歴史的に、自動車部品において粒子数と粒子径による清浄度が指定された最初の部品のひとつです。 |
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高圧かつ小さなバルブ開口で作動するパワーステアリングシステムは高い清浄度が求められます。 |